開場19:00 開演19:30
前売¥4,400 当日¥4,950 (共に、1ドリンク付)
◎店頭発売、電話(03-3354-2024)、またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから、チケット(予約可、開場時優先入場整理番号付)前売中!
◎この公演は、チケットの整理番号順でのご入場となりますので、チケットをご予約済みのお客さまは、必ず開場前にピットイン受付にて、ご予約チケットをご購入下さい。
*整理番号は、ご予約の段階で決まっています。
*チケットは公演日前でも、お買い求めいただけます。
お客さまへお願い
ご予約チケットをご購入いただく際に、開場時間の19:00間際ですと混雑が予想されますので、スムーズな開場を行うために、18:00からご予約チケットのご購入を受付させていただきます。恐れ入りますが、時間差のチケットのご購入にご協力下さい。ご購入後は開場の19:00にお戻りいただければ整理番号順の入場が可能となります。
よろしくお願い申し上げます。
これは私にとって特別なイベント、ピットインでの2夜連続公演です。
初めて日本を訪れたのは2005年。あれから20年が経ちました!矢部瑞穂さん、斎藤義久さん、マーク・ラパポートさん、八木美知依さんは、私の最初の来日公演において重要な役割を果たし、私にとって多くの扉を開いてくれました。以来、私はほぼ毎年日本を訪れ、音楽面でも個人的な面でも多くの長期的な関係を築いてきました。
最初の来日時のインタビューで好きなドラマーについて聞かれた時のことは今でもよく覚えています。私は「森山威男」と答えました。ノルウェーのドラマーが彼を知っていることに、皆さん驚いたようです。私はすでに伝説の山下洋輔トリオの音楽を多く聴いており、初めて「Chiasma」を聴いた時のことをよく覚えています。3人の演奏家全員の演奏に圧倒されましたが、特に森山威男の演奏が強く印象に残りました。
最初の来日後の数年の間に、私は日本の偉大なアーティストたち——高柳昌行、佐藤允彦、大友良英、メルツバウ、インキャパシタンツ、非常階段、ペイン・ジャークなど——を次々と発見しました。故・近藤等則も忘れてはなりません。彼をとても懐かしく思っています!こうした発見はすべて私にとって音楽的な衝撃で、彼らの力強いサウンドに圧倒されました。
私は、日本の偉大なミュージシャンたちと共演する幸運に恵まれ、そのほとんどの方々は今も健在です。私は彼らから、ステージ上でも、ステージ外でも、ツアー中も、ツアー後も、計り知れないほど多くのことを学びました。彼らは私を常に新しいことに挑戦させ、驚かせ、私自身を限界まで追い込む成長の機会を与えてくれています。彼らと私に共通するのは、音楽をさらに先まで発展させることに興味があることで、日本を訪れるたびに、私は自分自身も少し変わったような気持ちで帰国します。
私はまた、日本の伝統的な民謡にも出会いました。沖縄の登川誠仁、嘉手苅林昌、大城美佐子らの演奏に出会い、彼らの音楽が大好きになりました!今も沖縄には何度も訪れ、彼らとは強い友情を築いてきました。
コロナ禍の最中には、青森の音楽も発見しました。津軽三味線の高橋竹山や、佐藤りつ、春野百合子、成田雲竹、原田栄次郎など素晴らしい歌手たちの作品です。
日本の音楽についてこれほど多く知ることができて大変嬉しく思います。また、一つの国が自国の音楽と豊かな文化をこれほどまでに記録してきたことは本当に興味深いことで、そのことに感謝しています。
これらのコンサートが終わったら、青森のねぶた祭に参加します。今から楽しみにしていますが、その前にひとつ。
今回のレジデンシーでは、新しい共演者と長年お付き合いのある共演者を選ばせていただきました。過去と現在を反映させたいと考えており、彼らは私の音楽的・個人的な関係の中でも最も重要な存在です。佐藤允彦、坂田明、大友良英、山本達久です。この特別な来日のため、私は24-28インチと32インチの大型Paisteゴングを3つ持参します。
ピットインとスタッフの皆様に、音楽への継続的な支援を常に示してくださったことに心から感謝しています。また、2夜にわたる音楽公演を許可していただいたことも大変光栄に思っています。多くの新しいファンと、長年応援してくださっているファンの方々にお会いできることを楽しみにしています。この2夜の公演は、長年共に仕事をする機会を得たペーター・ブロッツマン氏と近藤等則氏に捧げたいと思います。
ノルウェー音楽協会とノルウェー・ジャズ・フォーラムの旅費支援にも感謝申し上げます。
ポール・ニルセン=ラヴ
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