INTERVIEW
梅津和時プチ大仕事 2024

昨年10月にKIKI BAND (梅津和時As,鬼怒無月G,早川岳晴B,Joe Trump Dr)で UK& Ireland ツアーに行ってきた。海外ツアーは約4年ぶりである。今回は現地の取りまとめ役が居なかったため、各ライブハウスとのやりとりも、ホテルの予約も移動も全て自分等の仕事。これは本当に大変だった。昔と比べればメールやネットのおかげでよほど楽になったはずだが、仕事量は増えた。そして全て自己責任。それに慣れるべきだと時代は私に言い聞かせるが、どれだけついて行けるのかは甚だ疑問だ。さらに追い討ちは、ほとんどの店にはPAはあるがアンプもドラムも常備されていない。「レンタル?金かかるぞ。いや、でも他のバンドが貸してくれるかも…」紆余曲折の日々。それでもお客さんは日を追って増え、どこでも最後はアンコールの大声援を浴びた事は、全くミュージシャン冥利に尽きるというものだ。

 

さて、3月にはピットインで恒例の「プチ大仕事」。その「KIKI」をアコースティックで奏でる日があり、沖縄民謡の大スター「大工哲弘」との邂逅!そして気心の知れた「こまっちゃクレズマ」に「A.K.I.Blues Band」、14年間連続の「七尾旅人」も。これは間違いなくどの日も素晴らしい。

 

ここにはどこにも負けない素晴らしい観客が待っている。そしてピットインにはUKやアイルランドにもなかった素晴らしい機材も揃っているのだ。
皆さんとお会いできるのが楽しみです。

 

梅津和時

 

撮影:橋詰大地

3/10(日) 11(月) 12(火) 13(水) 14(木)

 

開場19:00 開演19:30

 

10日=前売¥6,600当日¥7,150
11日、13日=前売¥4,950 当日¥5,500
12日、14日=前売¥4,400 当日¥4,950 (全て、1ドリンク付)
◎2/1(木) AM11時より、店頭販売、電話(03-3354-2024)、またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから、チケット(予約可、開場時優先入場整理番号付)前売開始。

 

◎この公演は、チケットの整理番号順でのご入場となりますので、チケットをご予約済みのお客さまは、必ず開場前にピットイン受付にて、ご予約チケットをご購入下さい。
*整理番号は、ご予約の段階で決まっています。
*チケットは公演日前でも、お買い求めいただけます。

 

お客さまへお願い
ご予約チケットをご購入いただく際に、開場時間の19:00間際ですと混雑が予想されますので、スムーズな開場を行うために、18:00からご予約チケットのご購入を受付させていただきます。恐れ入りますが、時間差のチケットのご購入にご協力下さい。ご購入後は開場の19:00にお戻りいただければ整理番号順の入場が可能となります。
よろしくお願い申し上げます。

 

10日 大工哲弘の唄
梅津和時(Sax,Cl)大工哲弘(唄,三線)大工苗子(お囃子)仙波清彦(Ds)久米大作(P,Key)白井良明(G)高橋香織(Vln)多田葉子(Sax)かわいしのぶ(B)
■沖縄島唄の至宝、大工哲弘と梅津は、90年代off noteでの数々のアルバム制作やAsian Fantasy Orchestraでアジア各国への外遊もともにしてきた。そのあまりにも久しぶりな邂逅は、今も溢れるミュジシャン連からの熱い「哲ちゃんコール」により一気に実現。必見必聴の一夜。

 

11日 ”Acoustic”KIKI
梅津和時(Sax,Cl)鬼怒無月(G)早川岳晴(B)佐藤研二(Cello)壷井彰久(Vln)向島ゆり子(Vln)清水一登(P)
■今も語り継がれる?KIKI BANDのアコースティック・プロジェクト、その最新版は佐藤&壷井&向島、手練の弦楽器セクションにさらに清水のピアノを迎えてプログレッシヴ強化。KIKIの名スタンダード・ナンバーがどんな展開に?各者の手によるアレンジの妙味にもご注目。

 

12日 DUO
梅津和時(Sax,Cl)七尾旅人(Vo,G)
■演奏を重ねるごとに新しい発見があり、新しい関係が結ばれては解かれ、また引きあわされる。どこまでも個でありながら、つよく結びついてもいる、道なき道をゆく二人。梅津和時と七尾旅人、このDUOの原点はまさしく此処、新宿PIT INNのステージなのである。

 

13日 A.K.I.Blues Band
梅津和時(Sax,Cl)多田葉子(Sax)伊東ミキオ(Key,P)藤井一彦(G)中條卓(B)サンコンJr.(Ds)
■ロックンロールやブルース畑で引く手あまたのスゴ腕メンバーを集めたA.K.I.Blues Band。八代亜紀サポートバンドの大役を務めて以来、今や全員が歌い奏する自由なグループに発展、成長。今回は偉大なシンガーへ敬意と感謝を最大限に込めて、それぞれの歌をソウルフルに捧げる。

 

14日 こまっちゃクレズマ
梅津和時(Sax,Cl)多田葉子(Sax)松井亜由美(Vln)張紅陽(Acc)関島岳郎(Tuba)夏秋文尚(Ds)
■もはや長寿バンドながら、その味わい深い音色や楽曲の唯一無二の世界観により新たなファンも獲得しているこまっちゃクレズマ。4月の京名阪ツアーを前に、今回はあえてゲスト無しのワンマンで、最近あまり演奏されていない初期アルバムからのレパートリーも蔵出しする。

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