奥平真吾THE NEW FORCE +1
11月11日(Mon)
Open19:00 /
Start19:30
¥3,300税込 ¥3,000+税(1DRINK付)
MEMBERS
奥平真吾(Ds)岡 淳(Sax)堀 秀彰(P)大塚義将(B)馬場孝喜(G)
TOPICS
◎店頭予約、電話(03-3354-2024)、またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから、予約(開場時優先入場)受付中!
予約の受付は前日までとさせていただきます。
TNF+1の4年ぶりの新譜“The Big Brother”は、昨年3月に他界したカルロス=ガーネットに捧げた入魂のピットインライブ盤です。新譜と共にこの日のライブもご堪能頂ければ幸いです!
今アルバムは昨年(2023年)3月3日に他界したカルロス・ガーネット(ts)に想いを馳せたアルバムです。
僕がNYでカルロスと出会い共演し始めたのは、奇しくも彼が現在の僕の年(57歳)の時でした。当時カルロスは鬱病から立ち直り、演奏活動に復帰すべく猛練習に励んでいました。
カルロスのサックスは、ブランフォード・マルサリス、ジョシュア・レッドマンなど、当時ジャズ界に台頭して来た若者達をもってしても当たるまじき勢いで、正に「本物の怪物」のオーラを感じるプレーヤーでした。
僕は彼のバンドのレギュラーメンバーとなり、その後15年共演しましたが、彼の勢いや創造力、そして何より音楽に対する情熱は一向に衰える気配がありませんでした。長きに渡り彼のバンドでドラムを叩けた事は僕の音楽活動の大きな糧となり大きな勲章だと思っています。
そんな怪物の様な彼も、昨年3月、85才で天に旅立ちました。
翻って、57才の今の自分に当時の彼の様な覇気があるだろうか?そんな自責の念に駆られていると、「シンゴ!お前はまだまだこれから出来るじゃないか!」というカルロスの声が聞こえました。今作はそんな彼の声に答える気持ちで、天国にいる彼に想いを馳せて演奏した新宿ピットインでの入魂のライブから厳選した6曲を収録した作品です。
今作のタイトル、Big Brotherは、僕がカルロスに送っていたメールのレターヘッドです。僕は当初、Mr Garnettと書いていたのですが、彼が「シンゴ、そんな堅苦しいのはやめろ、Brotherでいいよ」と言ってくれたので、彼に敬意を込めてそれにBigをつける事にしました。
奥平真吾
○生配信・アーカイブ配信ともにあり。
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